毎日うだるような暑さが続いていますね
ι(´Д`υ)アツィー
こんな日は、川や海、プールで涼を求めたくなる方も多いのではないでしょうか?
しかし、夏のレジャーシーズンと共に、水難事故も急増しています。
「うちは大丈夫」と思っていても、ほんの一瞬の油断が命取りになることも…
大切な人の命を守るために、今一度「水の危険」について一緒に考えてみませんか?
水難事故の具体例
- 川遊び中の流され事故
川で家族とバーベキューをしていた小学生が、水遊び中に深みにはまり流されました。
一見、穏やかで見える浅瀬でしたが、途中で急に深くなっており、すぐ気づき救助するも、命を落としてしまいました。 - 釣り中の転落事故
70代男性が一人で釣りをしていた際、足を滑らせ海へ転落。ライフジャケットを着けておらず、発見時には既に意識はなく、救助後に死亡が確認されました。 - 浮き具を過信した海水浴事故
海水浴場で、子供が浮き輪を使って沖まで流され、風に押せれ戻れなくなりパニックに。保護者が追い付けず、監視員が救助しました。幸い大事には至りませんでしたが、同様の事例は全国で多数発生しています
事故を防ぐためにできる5つのこと
1.子どもだけで遊ばせない
川は場所によって深さや流れが大きく変わり、海は風や波に流されたら、自力では戻れません。
テント張りやバーベキューなどの作業中の場合水遊びは控えるか、監視役の大人をつけることが重要。

2.ライフジャケットの着用
浮き具は安全装備ではなく、補助的なものです。堤防や磯釣り・海水浴や川遊びでは、ライフジャケットの着用が命を左右します。

3.遊泳禁止区域には入らない
急な潮流や離岸流で沖に流されたり、水底が泥状・水草に足を取られる危険性が高い。また、万が一の事故発生時に、監視員のサポートが受けられないため、危険度が増します。

4.川や海の流れを侮らない(アクティビティはプロの指導のもとに!)
川には「渦」と呼ばれるスポットがあり、これに巻き込まれると脱出することは極めて困難です。
こういった危険な場所をプロが熟知しています。素人が安易に飛び込んだりするのは禁物です。

5.天気・水位情報をチェックする
気象情報や川や海の情報を事前に確認
悪天候や悪天候が予想されるの場合は勇気ある撤退を!
国土交通省「川の防災情報」https://www.river.go.jp/
海上保安庁「海の安全情報」https://www6.kaiho.mlit.go.jp/

まとめ
水難事故における生存率は、一般的には約40%から70%程度とされています。
※事故の状況や救助のタイミングによって大きく異なります。
夏の水辺は楽しい反面、思いがけない危険も潜んでいます。
事故は一瞬で起こり、取り返しのつかない結果になることもあります。
実際、水難事故で亡くなった親戚が私の家にもいます。
水難事故は「気を付ける」ではなく「備えるもの」
来年も、笑顔でまた会える夏にするために