行動できないあなたへ。それ、むしろ正常です。

生き方

「やらない後悔より、やって後悔」の違和感

「やらないで後悔するより
やって後悔したほうがいい」

自己啓発の文脈で、よく聞く言葉です。

たしかに、「行動すること」は
人生を前に進める大きな手段のひとつでしょう。

アメリカの80歳以上の高齢者の約7割が、
「挑戦しなかったこと」を人生で最も後悔している
――そんな話もあります。

頭では、わかっている。

それでも、重い腰が上がらないことはありませんか?

行動できない理由は、ちゃんとある

たとえば――

合わない業務や職場環境に悩み、
転職しても状況がなかなか好転しない。

「いっそ、好きなことで起業してみようか」
そう考えてみるものの、リスクが頭をよぎって動けない。

起業とまではいかなくても、
好きな業種・職種に挑戦したい。

でも、「今より悪くなったらどうしよう」と
一歩を踏み出せない。

それでも、やってみるべきなのか。

行動しなかった人生が、間違いとは限らない

一方で私の周りには、

辞めたいと思いながらも会社に勤め続け、
定年まで働ききった結果、

「今こうして年金で暮らせているのは、あの会社のおかげだ」と
感謝している方もいます。

逆に、

会社を辞めて起業したものの、
結果として大きな負債を抱えてしまった人もいます。

「やる=善、やらない=悪」なのか?

だからといって、

「やらないほうがいい」と言いたいわけではありません。

ただ、50年近く生きてきて思うのです。

本当に、

やってみる=善
やらなかった=悪

と、単純に言い切れるのだろうか、と。

後悔できるのは、余裕があるからかもしれない

「やらなかった後悔」が語られるとき、

そこには、ある程度の余裕があるようにも感じます。

少なくとも、生活や心が大きく揺らがない
土台があるからこそ、振り返れるのではないか。

行動できないのは「弱さ」ではない

もし今、

「挑戦できない自分」を責めている人がいるなら。

それは弱さではなく、

「取り返しのつかない事態を避けたい」という
健全な防衛反応が、しっかり働いている証拠かもしれません。

現状維持も、立派な選択である

変わらないこと。
現状を維持すること。

それもまた、立派な選択のひとつです。

無理に進まなくてもいい

眉間にしわを寄せたところで
教科書に載るような偉大ことはできませんので

私は今日も、
フリーダムな実家でぬくぬくしながら、

自分なりのペースで生きていこうと思います。

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