親との会話がしんどいと感じた時に

日常

高齢者との会話が困難になる3選

私の父親は
団塊世代で高度経済成長期を支えた
サラリーマン。
家族を養うためにそれはそれは
一生懸命に働いてくれた。
当時の男性にしては珍しく
子供の教育や世話をするイクメンであった。
なので私はパパッ子であり
婚期を逃した一つの要因であろう
(それはいまは置いといて…)

しかし、そんな父も年を取り
驚くほど頑固で
毎日不機嫌な偏屈じいさんになってしまった。
その1.会話はいつもなぜか戦闘態勢で攻撃的。
    常に眉間にしわが寄っている
    (寝ているときも寄っている)


その2.大きな声量。
    向こう三軒両隣に話しかけているの?
    というぐらいの声量。
    (いざ話すとなると急激に小さくなる)
    それは耳が遠いせいであろう。
    なので会話に不自由であるが
    絶対に補聴器は付けない。
    こちらのたわいのない冗談や会話も
    何度も聞き返され疲れてしまう。


その3.質問攻め。
    「なんで?なんで?星人」
    幼子であればかわいいかもしれないが
    そうでないからたちが悪い。

仁義なき戦いがバラエティーへ 会話解決策

ケンカの絶えない毎日。
これじゃこっちも眉間のしわが
消えなくなってしまう。
どうしようと考えている時
ジブリ番組が流れた。
仕事仕事に明け暮れたせいか
(それだけではない気もするが)
父はジブリをあまり知らない様子。
ここでひとつクイズを出してみようと考えた。

私)ジブリの監督の名前は
  「ミヤザキ 〇〇〇」さぁなんだ?
父)聞いたことあるな~
  「ミヤザキ サワロ」!!
いやいや父さん
小さな子でも楽しめる作品に
そのネーミングは不適切だろう~
父)あっ!間違えた
「ミヤザキ ハラオ」だった!
惜しい!!と言ってあげていいのだろうか?
「サワロ」からだいぶ成長はしている。
が、そもそも「サワロ」ってなんだよ!

私)次は作品名「風の谷の〇〇〇〇」
父)「風の谷の谷間
そこはどこだよ??深すぎる!!
たどり着けるのかその場所に??
私)「風の谷のナ〇〇〇」
父)「風の谷のナツミ
ナツミと言われれば見えなくてもないが
そこまでのヒット作にならない気がする

私)「魔女の〇〇〇」
父)「魔女の谷間
完全にナウシカにひっぱられてる。
というか考えるのやめたな”(-“”-)”

私)「〇〇〇のトトロ」
父)「トロッコのトトロ」
完全に雰囲気だけですやん!!

本人はいたって本気で答えている。
意外と面白いじゃないか!!

こうやって面白がって会話できる方法
を探してみるのもいいかもしれない。
と思う一日でした。

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