失恋の後遺症!頸椎ヘルニア発症
先天性なものと、
姿勢の悪さが相まって若かりし頃から
「頚椎ヘルニア」である私。
乙女真っ只中世代に失恋をして
3日間体育座りで泣き通し。
からの急に体が動かない。

医師の「ヘルニアですね」
から私のヘルニア人生は始まった。
姿勢の矯正と運動を言われていたけれど
若い頃は割とすぐ治ってしまい
喉元過ぎれば熱さなんて覚えちゃいない。
頸椎ヘルニア再発原因
運動や姿勢矯正を聞いてはいたが
元々自堕落である私は継続
というものができない。
痛いな~と思っても痛み止めで
その場しのぎをしてしまった。

40代半ばにドカンと痛みが再発。
もう~にっちもさっちもいかない( ;∀;)
薬を飲んでも痛い。
注射を打っても痛い。
座っても痛い。
立っても痛い(座っているよりはマシ)。
リハビリをしてもほとんど変わらず。
薬を強いものに変えてもらっても改善されず
改善されなければこの薬は飲まない方がいい。
と医師の判断。

「あ~も~どうすればいい??」
そんな中、医師から
「運動した方がいいですよ」との話。
「痛いのに運動していいんですか?」
と聞いてみたら、私の場合はいいとのこと
(ここは自己判断せずに医師にご相談を)
運動なんてほとんどしたことがなく
1度だけスポーツジムに流されるまま入会。
”これはジム寄付しただけではないか”
というぐらい行かずに辞めてしまった。
自己流厳禁⁈頸椎ヘルニア症状が緩和された理由
「パーソナルジム」とやらを見学。
どこも庶民には高い…高すぎる
イケメンのムキムキお兄さんと
きれいなムキムキお姉さん☆彡
この人たちが
マンツーマンで教えてくれるとなったら
妥当な金額なのであろう。
数件見学に行き
雰囲気も私のフトコロ事情的にもここがいい!
と思うところを見つけ契約。

さぁ~がんばるぞ!!と思ったが
なんて私はバカなんだ…
「10000円/回」を「10000円/月」
と見誤っていた!!
スポーツジムの契約は
クーリングオフ対象外なんですって!!
皆様お気をつけあそばせ。
10カ月出来ると思っていた私は
10回しかできないことに気づく…
とりあえず
こうなったら10回で習得して
ものにするしかない。
と意気込む。

いざジムへ
最初は体の姿勢や筋肉の付き方具合チェック。
運動する前に体をほぐすマッサージ
(これが痛い痛い)→筋トレ開始
運動初心者の私はすぐマシーンを使わず
ゴムチューブをつけながらカニさん歩き
その後も軽いダンベルをもって
足を前に踏み込むストレッチ
マシーンなんて
力の入れ具合がわからないんですよ。
私ってば肩に異常に力が入ってしまうようで
肩が上がってるんですって!
「かえって痛めてしまいますよ」
とのアドバイス。
そうよ!痛めてしまったら意味がないのよ!!

トレーナー)「腕だけで引くんじゃないんです。
こうやって肩甲骨を動かすんです」
私)「言ってることはわかります。
見てるように動かしているつもり
ですが、体が動きません」
年を取ると可動域が狭くなるのだ!!
動かさないからどんどん凝り固まり
動かなくなる。
そこから動かそうとしてもうまくいかないし
下手すりゃケガしちゃうから結局辞めてしまう…
(なんか生き方にも精通している気がする)
終わってみれば
痛いは痛いけれど今までと違う気がする。
それを2回3回…と続けていくうちに
ウソのように痛みがなくなっていった。
継続のお話をトレーナーからされると
「高級なジムに通える身分ではないのです」
と笑顔で継続辞退を申し上げる。
身の丈に合ったスポーツジムへ
ここで教えてもらった知識を生かし
今は町の施設
「500円/回」のジムに通っている。
そこのトレーナーさんに”フォームきれいですね”
なんて言われていい気になっている。
10万円の出費は結構なものであったが
実りはかなりあった。

これだけに限らず
年をとってもわからないことは聞いて
教えてもらえばいいのだ。
健康診断で医師からよく
「運動は大切ですよ」
なんて言われていたけど
「はいはい、そうですよね~」
とゼロハートで聞いていた。
薬で解決できなかったことを
自分の体を使って解決する。
という体験も身をもって知った。

すると心も
”なんとかなるさ”
という気持ちになってゆく。
だから運動って大切なんだ~。と…
「運動が大切」
よりもっと心に響く言葉がないかな~
と思いながらジムへ向かう。