高齢者のある行動にはご注意を
先日母とスーパーに行き
レジで精算する際
会計する母の姿に目が留まった。

お札だけ出し
まったく小銭を出さない。
なのでお財布がパンパン。
小さい財布であれば小銭が見づらいのか…
とも思うが母の財布は長財布。
なんて小銭が見やすいんだ!
と感心するぐらい機能性の良い財布である。

元々めんどくさがりの性格ではあるが
高齢者が小銭を出さない場合
認知症の初期が考えられる。
と何かの記事で読んだ覚えがある。
これはマズイ!!
何とか脳みそを刺激しなければならない。
毎日それも気軽にできる
「計算ドリル(2~3年生)」
を実施しようと試みた!
計算ドリルで脳トレ開始!
計算ドリルを開いてみる。
子供のものと侮るなかれ!
高齢者にもピッタリの問題
計算はもちろん、簡単な文章を読んで答える。
ということが
社会生活が希薄になった高齢者には
脳を鍛え直すに逞しい存在だ。
しかも字が大きい。
高齢者でもメガネをかければ見える
大きさなので解きやすい。

それではヨ~イスタート!!
抵抗すると思いきや、頑張って解いている。
そうだ!!頑張るんだ母さん。
この家にはまだ娘が残ってるんだぜ!
ボケてなんでいられないんだぜ!

意外と楽しいそうにやっている。
はい終了→答え合わせ
そりゃ九九だもの。
普通に解けている…
ん?
8×0=8??2×0=2??
母)「あっ!0と1、間違えた!!」
私)「あ~そうなんだ」

(問題)次の割り算の答えは
何の段を使いますか。
また答えはいくつですか。
①6÷6
(6)のだん
答え(1)
はいはい。
正解これぐらいは理解できるよね!!
②20÷4
(4)のだん
答え(20)
4と5を謎に掛けてますやん!!
割り算どこ行った??

その後もまだらにできている解答…
頭の線がつながって
またすぐ切断されてしまうのか?
不思議な現象が発生しているが
やる気をなくされると困るので
受け入れる。
そして問題の意味を優しく教え、直しを促す。
とにかく、やり続けることを優先に。

ここで透かさず父が登場
「丸付けする?」と聞いてみる。
「よくわからないからやらない」
というので、私が丸付けを続けていると
「そういう丸付けならわかる」
となんとも意味不明な回答。
一体どんな丸付けを想像していたのだろう…
ここでもやる気をなくされても困るので
何も言わずに受け入れる。
自分も解きながら丸付けをしている
これは一石二鳥。
脳みそフル回転させるんだ父さん!

いつも1日も継続できない母であるが
結構気に入ったようで
今のところ続けている。
なにがそんなに悔しいのか
「0と1間違えたんだ」
というあのミスを毎日聞かされている(;^_^A
それでボケ防止できるなら
これくらい安いもんさ!

年齢問わずちょっとした達成感
というものがある生活が
生き方を少し変えてくれるのかもしれない。

おそらく高齢になると
自分から始めようとはしない。
周りの誰かが
キッカケを作ってあげられたらいいのにな…