時代が巡って変化した世の中の常識
世の中のスピードが速い。
ここ数年はホントに
時代の流れが早すぎて驚くことが多い。
携帯電話(今はスマホとお呼びするのかな?)
機種変更の移行なんて
私が持ち始めた頃は
店舗でやってくれるものであった。
確かに簡単に移行できるようになっているが
ちょっとでもマニュアル通りにいかないと
もうパニックである。
独り身の私は
なんとか食らいついていかねばならぬ!!

近頃、色々と頭に入ってこない。
子供のころ”光GENJI”7人の名前を
父に毎日教えていたが
全然覚えられなかった。
あまりの記憶力の悪さに
「お父さんは大丈夫だろうか?」
と、幼心に心配したものであった。
あれから数十年…
わかります!父さん!
こういうことだったんですね!!

時代が巡れど変わらないマウントと承認欲求
移り行く時代の流れを感じながらも
昔と変わらない話もあるんだな。と…
【自分に自信をつけた】
というストーリーのマンガが目に留まった。
物語の背景は同窓会。
主人公の学生時代冴えなかった女の子が
スクールカースト上位であった女子から
地味であるその容姿・行動に
今もなおマウントを取られている。

その時、主人公のご主人様登場!!
→非の打ち所がないイケメン旦那
→バカにしてきた女子たちが言葉を失い悔しがる
→主人公”勝った”と優越感に浸る。
確かに見返した感満載にはなるだろうが
自信??となるとなんか引っかかる。

自分の身近にある
者・物が自信に繋がることはよくある話。
それが若い頃なら尚更なのでしょう
この物語
このご主人様がいなくなったらどうなるの?
いなくならないために必死になるよね?
だって
ご主人様がいてくれるから見返せたんだもの。

こういう類の話は
私の子供の頃からよくあるシンデレラストーリー
イケメンの好青年に選ばれて自信がついた自分。
確かに ”選ばれる” という行為は
自分を優越感に浸らせてくれる。
時代が巡って多様化する価値観へ
社交的で明るい子もいれば
内気な子で質素な子もいる。
前者がよくて
後者だとしてもイケメン好青年に選ばれて
一発逆転人生バンザイ!!
ん…?

多様性を認めてくれる世の中になったからこそ
もうちょっと話の展開にひねりが欲しい。
ほんの少し前までは
「結婚して子供を持つこと」
が一般的な人生の成功モデルであった。
ここ最近では、価値観が多様化して
これが絶対的な基準でなくなっていないかな??
第三者から見た価値観ではなく
”自分がどう生きたいか”

となると
私はどんな転換であれば腑に落ちたんだろう…
う~ん…と
誰からも求められていない
世界一どうでもいいことを真剣に考えてみる。
アイデンティティの模索を開始
→自己理解
→自己確立!
そして、マウント女子たちに
ひと言「昔と何にも変わらなんだね!」
なんて言ってみるのはいかがだろう~

まぁ~確かに”王子様登場”
が物語的にわかりやすく
これじゃぁ表現の仕方が曖昧だ(;’∀’)
変わっていくものと変わらないもの
どんな自分も自分なんだと受け止めながら
穏やかに暮らしたいものです・・