親の資産、どうなってるの?
GW後半
帰省されている方も多くいらしゃるかと
実家暮らしの私は、毎日両親と顔を合わせるので
お互いに何のありがたみも感じませんが(笑)
顔を見せるだけでも親孝行!!
たまの帰省で
ダークな会話はしたくないとは思います。
しかし、親が高齢者の方、できれば「親の収支」ご確認してみてください。

というもの、親の加入している生命保険を見て驚いた!!
なぜこんなに生命保険料を払っているのか⁈
団塊世代、生命保険だ~い好き!
平日の昼間のCM「高齢者でも入れます」といううたい文句の保険CMだらけ。
「入っているだけで安心」
おそらく、我が家だけではないと思う。
”病気”や”けが”に見舞われた時
いくら支払われるのか?なんて把握していない。
「この保険安いから入ろうかな?」
と、父。そら安いよ。だって支払い対象は
「ケガ」だけだもん!
疾病で出るのか?ケガで出るのか?
それさえもわかっていない。

確かに「もしも」の時には安心。
よく生命保険は「安心のお守り」なんて言われ方をするけど
「お守り」高すぎませんか?
曲がりなりにもFPの資格を取ったりしましたが
恥ずかしながら取っただけ(;O;)
「親の資産」はほとんどノータッチ。
自分だって仕事があって目一杯だし
親とて大人だし…
そこはお互い各々に任せる。みたいな雰囲気で…
生命保険の一般的な基礎用語
【定期保険】保険料は掛け捨て
なにもなければ健康でよかったですね!
という世界観。
【ガン保険】ガン治療以外支払い対象外。
【入院日額】入院1日につきお支払いする金額。
【手術給付金】日額の5倍・10倍…となっている場合、入院日額×倍率
【終身払い】被保険者が生存している限り保険料を払い続ける
(個人的な見解ですが、私はこれを知った時、病気や介護になっても、100歳になっても生きてる限り、保険料払い続けなきゃならんのか⁈と思いました…)
その他、条件を満たすと「保険料払込免除」。という特約など色々ありますが、リスク回避すればするほど保険料は高くなります。

※保険会社を交えて保険内容の確認をしてみることもおススメします。
(私の場合、80近くなると介護状態になる可能性が増えると思い、となると民間の医療保険が過剰でないか⁈を確認するため、保険会社を回りました。もうヘトヘト( ;∀;))
余談ですが・・・既契約の特約削除と補償内容の小さい保険に入り直しました。保険料は1/4に
(しかし、用途に合ったご判断を!専門家・親御様を交えてじっくり吟味してください)
生命保険は必要か?否か?
こういう話って揉めますよね(*_*;
確かに、親のお金ですから
こちらがどうこう言う筋合いはありません。
親が「それでいい」というなら、こちらがとやかく言う必要はないのです。
ただ、彼らの生活を見ていて
物価高騰で光熱費を節約するのなら
なぜ、毎月支払う保険料を見直さないのか?
「俺はもう治療もせず、死んでもいいんだな!」なんて悪態をつかれました(笑)
が、健康とはいかないまでも、自立した生活を送れている「いま」があるのなら
保険料を必要最低限にして、暑い夏・寒い冬を快適に過ごしてほしい。
と、子供心に思い、大きなお世話を焼いて口をはさみました。

保険を辞めた途端、病気になる話。聞きますよね…
自分から提案した手前、私も心臓バクバクです!
始めたら最後。終わりがわからない( ;∀;)
「これから使う機会が増えるのに~」と思われる方もいらっしゃいますよね…

しかし、私の下した判断は
働かないと収入が途絶える現役世代と違い
年金生活は、何があっても年金は確保されているのです。
かといってお金は有限!優先順位が必要!
(不労所得がわんさか入ってくる人は別として)
残りの時間を「もしもの時」に使うか「いま」に使うか…
内容を把握したうえで「保険が必要!」と思うのならそれは必要経費!
価値観はあくまで人それぞれ。
私が父に提案したのは
払っていた保険料を毎月ストックすること。
病気になって使うもよし!
介護になって使うもよし!
孫にお小遣いをあげて、じいさんの株を上げるのもよし!
パチンコに使うもよし!
生命保険は病気やけがにしか使えないんだもの!
お金に柔軟性を持たせた方がいい!
(なんなら父さんも柔軟性を持ってくれ!!)

他にも決めなきゃならないことがあるが
こちらも体力の限界((+_+))
ひとつひとつ片づけていこう・・・
「もう年だから」と言いながら
頭の中は現役世代のまま。
「将来の老後不安」だと…
もう十分老後だろ⁈(笑)と思う今日この頃