我慢とはなんぞや??

日常

繊細さんと心配性の間

幼い頃から心配性であった。
小さなことから、もちろん大きなことまで
すぐに動じるタイプの人間で
生きていくのがまぁ~一苦労…。
心配と不安が付きまとうので
体も強くはなかった。

今はだいぶ楽になったが
特に光刺激に弱く
若い頃はすぐに頭が痛くなって
頭痛薬が手放せない生活だった。
近年では「HSP 繊細さん」
と呼ばれる人が増えているようで
現代人も生きづらさを感じているのかな…

集団生活の息苦しさ

刺激に弱いので
学校生活はほとんど辛い記憶しかない。
学校は、寒いし、暑いし、臭いし、汚いし…
(これ全部繊細さんとは関係ない?)
とにかく早く帰りたい。
それでいて、集団行動がまず苦手。
連帯責任ってなんだよ?!?!
私は帰りたいんだよ!と常々思っていた。

しかし、生徒手帳通りの
ちゃんと適応している風を装う
といった、うらはらな日々を過ごしていた。
「サザエさん症候群」いう言葉があるが
当時の私は
「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」
を見ると憂鬱さを感じていた。

心配と不安を我慢で隠していた。

気にしていることが
とても恥ずかしいことのように思えた10代。
同じ事象が起こっても
隣の子は「ヤダ~」と笑いのけているのに
自分はオロオロしている。
そんな自分が情けなく
弱い人間に思えて嫌だった。

年代別 繊細さん

「強さ」の方位磁石がどんどん狂っていった
20代~30代半ば。
「弱い犬ほどよく吠える」
無理して強く見せようといきがって
ハッタリをかまし
自分を大きく見せようとしていた。
顔面はニキビで覆われ
くちっぱしばかりが強くなり実力が伴っておらず
どんどん世の中から見放されてしまった。

このままじゃいけない!
やせ我慢にさよならをしよう
30半ばから40代前半。
繊細さが功を奏したか?!
細かいミスに気づきやすく
あらゆる場面を想像することが得意な私にとって
”チェック作業”
というものでお役に立つことができた。
が、なんとなく体の調子が良くない…

あれ??何かが違うぞ40代半ば。
成果を出せたのは喜ばしいことだが
不安が頭を離れなくなった。
「間違えたらどうしよう」
という不安や完璧さを求めるあまり
パフォーマンスは小さくなり
どんどん精神的に消耗していった。

子供の頃は不安を口にすると
「何言ってるの?」と
笑われたり、時には怒られたりしていた。
だから
言ってはいけなんだと強がって見せていた。
そんなんで築き上げた砂の城はすぐに崩れ
繊細さを活かそうとするも
自分に合っていない活かし方をして
不安と心配性が増してしまった。

みんなができていることが
できない自分を責め続けた
特に繊細さんは責任感が強いので
余計人より感じやすい。

「我慢しないほうがうまくいく」
とよく耳にするが
「我慢しない」と「わがまま」の境がよくわからない。
みんなが嫌でもやっていることを
「やりたくない」
という理由でやらなくてもいいのかな⁈
少なくとも私は思ってしまう。
が、
私が経験してきたことで
言わせていただくとするならば
我慢した結果、大半はうまくいかなかった。

脱・我慢 自己犠牲

50代目前の自分に
「これからどうする?」と問えば
「嫌なことはやらない」
ということしか
今の私には答えが出ていない。
それでどこまでやっていけるか…⁈
ひとまず
乞うご期待!!
というところかな(笑)

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