人の振り見て我が振り直せない話

友人・知人

人生迷宮パターンに陥る時

引越しをして心機一転
転職をする友達の友達。
しかし転職活動が難航している様子。
ふたりの会話を聞いていると
かつての自分の姿のようで耳が痛い。

まず、質問に対する回答が
かみ合っていない。
志望動機を聞いている!
前社を辞めた理由は聞いていないが
会社への不満が止まらない。
同調して欲しいのかな?
本人はスッキリしたかもしれないが
度を越えると自己評価を
下げてしまうかもよ⁈

その後も明確な志望動機が出てこない。
追及してようやく出てきた内容が薄い(-_-;)
「面白いことが多そう」
ってこの面白いこととは何だろう?
これが聞きたい。
相手が求めてる答えを言わなければならない
と考えているのかな?
はたまた自信がなく”これでいいのだろうか”
と迷っているのかな?
思慮深いように見えるので
心の防衛反応かもしれないが
面接という場での瞬発力に
欠けちゃうのかもね…

かつて私もそうだった。
「頑張ってるのになぜ報われないのだろう」
と真剣に考えていた。
そこから必死にひねり出した答えが
”環境を変えれば今を打破できる”と…
環境を変えて前と変わった気でいるが
結局そこが非日常から日常になり
現実がまた続いていくだけだった。

結局、物事の「肝」が理解できないまま
またしっくりしない日々が続き
自信がどんどんなくなった。
相手に合わせた答えで決まったとて
後が辛かった。
だって1ミリも本当の自分の姿でないんだもん。
それをずっと演じていなければならなかった。

思考をチェンジ!迷宮パターンからの脱却方法

私が勝手に思うに
中途採用は新卒と違う。
「好きなものやりたいこと」
は大事なことだと思うが
自分がなにが苦手で
どんなことをすると
心身ともに疲弊してしまうのか。
ということを
自分と向き合ってみてはいかがかと⁈

自分、古いタイプの人間で
「男性は営業」「女性は事務」
という風潮をいつまでも魂に刻み込んでいた。
なので”事務員”を長く続けていたが
私の性格には向いていなかった。
風景の変わらない場所にずっと座って作業する。
ということが性に合わない。
目に見えない疲労の蓄積がストレスとなり
そして若い時のような踏ん張りがきかず
身体にドカンと変調が現れた。

考えすぎているのもわかっている。
けど考えてしまう…
簡単に思考が変われば
悩んだりしないのだから…

長年手放せなかったけれど
今は事務作業とは距離を置き
体調といえば40超えて「絶好調!!」
という人は中畑清以外いるのだろうか??
(わかりますか(笑))
けど、心はうんと軽い。

思い通りにいかない人生を振り返る。
あ~ありますよね~こういう時。
いい年超えて
無駄にカッコつけるほど哀れなことはないし
かと言って開き直るのも痛々しい。
だとしたらどうするか。
自問自答をして後者を選んだ我が人生。

【現実逃避の妄想人間】

を認め痛々しさは残るが
不思議と心は楽になった。

ふたりの会話はなおも続いている。
求められてもいない”アドバイス”など
過去の経験値からしてはならない。
と、口にエアーばってん✖マスクを装着(笑)

今ある環境をどう楽しめるか。
それはいつでも自分次第。
今日何かをしている。
それだけで素晴らしい一日。
それが未来の自分を作ると信じて…

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