自分の特性を知ってから「これからどう生きていこうか」と考えることが増えました。
得意なこと、苦手なこと――今の私は、それを見つめ直している最中です。
そんな中で「やってみたいかもしれない」と思えたのが 傾聴ボランティア。
とりあえずやってみよう精神で、いくつかの団体を調べて申し込みをしてみました。
不安と期待が入り混じってドキドキ。
刺激を求めつつ小心者という、なんとも厄介な性質を抱えて生きております。
「いつも通りよ」と自分をなだめていたその時――返信が!
面談の日程が決まり、「どんなことをするんだろう?」とそわそわしながら当日へ。
初めての活動は“かるた”から始まった
緊張をほぐしたのは、予想外の真剣勝負
食堂に通され、緊張でドギマギする私。
まずは場を温めるために “かるた” をすることに。
これが意外に真剣勝負で、読み手の私は必死。
気づけば喉がカラカラになるほど集中していました。
3回戦まで行い「楽しいね〜」と言ってもらえた時は、胸が温かくなりました。
事前に「会話がかみ合わなくても否定しないこと」というレクチャーを受けていました。
けれど実際には、私の方が「信州」をずっと「九州」と聞き間違えていて……。
噛み合っていなかったのはむしろ私でした。
気づけばあっという間に時間が過ぎ、初回はこれで終了。
誰かを助けることで、自分の心にも灯ったもの
身体は疲れても、心は軽くなる不思議
初めての体験に身体は疲れていましたが、なんとも言えない心地よい疲れでした。
久しぶりに――いえ、ほとんど感じたことがないほどの爽快感。
「人の役に立つ」という実感を、私はこれまであまり得たことがありませんでした。
でも、ほんの少しでも誰かの助けになれた瞬間、自分の内側にもあたたかいものが灯るんですね。
誰かを助ける行為は、自分自身をも助けてくれる。
帰り道、そんな思いにふけりながら、ゆっくり日は暮れていくのでした。


