先生から言われた~忘れられないあの一言~
忘れられない出来事
小学3年生の頃
私の言い方が”やさぐれてる”と感じた担任の先生は
「ふてくされてんじゃない」
と、みんなの前で私を怒った。
不意打ちだったので、とにかく驚いた。
その後、反省と恥ずかしさが一気に押し寄せてきた。
そこから涙が止まらない。こうなったらもうどうにもならない。
下校時間までずっと泣いていた。
そんな私に先生が告げた一言で、私の心はフリーズした。
「あなたはガラスのハートね。」
強く見せた「ガラスのハート」
親には「そんなことでメソメソして情けない」ますます落ち込む私。
今なら親や先生は、私に”喝”を入れようとしてくれたことも
自分の特性で、過剰に刺激を受けやすく、落ち込むと人一倍、回復に時間がかかることもわかっている。
でも、当時の私はー
「ガラスのハート」
こう言われる度、自分が弱い人間と思えてイヤだった。
”心が強いサバサバした人間”だと思われたかった。
この「心が強いサバサバした人に思われたい」というのもこの性格の特性らしく
空気を読み、その場の変化をキャッチしやすいため
傷つきやすい自分を守る手段「強くサバサバした自分」という”鎧”を纏う
強く見せた外面と、傷つきやすい内面との乖離で
ガラスのハートはもう粉々。
HSP(HSS型HSE)が外の世界とうまく関わるバランス
人が好きなのに、人と関わるとすぐに疲れてしまう。
外に出たい気持ちと、静かにこもっていたい気持ちの間でいつも揺れていた。
同じ事象が起こっても
非HSPの人が私を見ると「えっ?!どうしたの?」と
私の気分はいつもジェットコースターに乗っている状態
どちらの自分もウソじゃない。
傷つきやすく回復が遅い自分は、生まれ持った特性
強く見せようとする自分は、自身を守りながら外の世界と関わるためのスキル
”本当の自分”と”鎧を纏った自分”バランスをうまく保つことが大切
疲れたら「どちらも自分なんだ」と鎧を脱いで、ひとりでリラックス・リラックス
最後に:ジェットコースターの毎日を楽しもう
気づけば、ジェットコースターは人気のアトラクションではないか!
上がったり下がったり、叫んだり、涙が出たり、笑ったり・・・
絶叫しても、最後に笑えればそれでいっか。


