HSPの特性を理解してもなお探求中。私にとっての「人間関係の距離感」

日常

自分の特性を知って「目から鱗」だった日

自分というものが理解でき、「目から鱗」180度考え方が変わりました。
【HSP(HSS型HSE)】の特性・【インナーチャイルド】であることを知ったのです。

自分の弱点と思っていた【繊細さ】が実は特性であること
自己肯定感の低さは、無意識のうちに自己否定していたことから生まれたものでした。
それを初めて知り、腑に落ちました。

持て余していた自分自身の特性が理解でき
「よかったよかった」
ハッピーエンドで終われるかと思いきや
そうでもないことに気づきました。

この記事では、自分の特性を知ってから起こった人間関係の変化についてお伝えします。

楽しいのにぐったり疲れる。人間関係の違和感

私の築いていた人間関係は、九分九厘自分発信

誘う→日程調整→予定を立てる→実行

周りは結婚し、子供がいる人が多く
独身で時間がある私は、自然とその役を担ってきました。

それで、みんな喜んでくれることは、私にとってもうれしいことでした。
「実行力のある自分はいいことだ」と信じて疑いませんでした。

でも、年々「楽しいけれど、ぐったり疲れる」という感覚が残るようになりました。
年齢や更年期のせいにして
この感覚をスルーしてきました。

HSS型HSEの私が選んだ「違和感を寄せ付けない」という選択

HSS型HSEである自分を知り
心のスイッチオン!
「自分自身を守らねばならない」
我慢せず、快適に過ごせる旅が始まりました。

「熱いね~」
「もっと軽く考えたほうがいいよ」
「そんなに考えて疲れない?」
相手のそんな些細な一言に
アンテナを高く張り巡らせ

「自分が連絡しないと、相手から連絡が来ない」
相手のそんな態度に
自分が都合のいい「御用聞き」
であるかのような感覚が芽生えていったのです。

その結果、たどり着いた答えが

違和感を寄せ付けない

違和感を感じたら距離をとる。
つもりが、気づけば
「自分が我慢する関係性禁止」
と、人とのつながりを遮断するようになってしまったのです。

気づきは「一方通行」戻れないからこそ見えてきたもの

かつて、笑って楽しく過ごした関係も希薄なものになり
「前のほうが、付き合いやすかった」
こんな言葉を投げかけられました。

確かに、少し我慢してスルーしていれば
かつてのように、楽しく過ごせていたのかもしれません。
それでも、もう以前のようには戻れない。

気づいてしまった心は、一方通行」だから

「気づきながらもスルーして楽しく過ごすこと」
「自己防衛の旅に出たこと」
どちらが、正解だったのか?
そもそも、正解があるのかさえもわかりません。

でも、自分の特性がわかってよかったことに変わりありません。
ただ、今もなお、自分を持て余していることは事実です。

「ちょうどいい距離感」を探す、これからの私へ

周りから人が減っていき、正直、孤独や寂しさを感じています。

けれど、あの頃のような
「自分を取り繕っている」
という感覚はありません。

それは、長い間「自分の存在価値」が
“人の役に立つことだけ”で感じてきたものを
“自分の気持ちを後回しにしない”方向へ
変わり始めているからだと思います。

共感できない関係性は薄ぺらいと感じていたけれど、今は
深くつながる関係性」から
「穏やかにつながる関係性」へ
シフトしている最中です。

「ちょうどいい距離感」
を見つけ出すのは難しい。
前進したと思えば立ち止まり
時には後退したりもする。
それでもこれからは
そんな人生を笑いながら生きていこうと思います。

あなたの「ちょうどいい距離感」も
きっとゆっくりと見つかっていく。そう信じて―

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