──視覚と嗅覚との付き合い方──
まぶしさで頭が痛くなったり、
ちょっとしたニオイで気分が悪くなったり。
五感が敏感だと、ただの日常が少し“生きづらく”感じることがあります。
私もまさにそのタイプ。
HSP(Highly Sensitive Person)の特性として、五感が敏感な人は多いそうです。
この記事では、私が「視覚」と「嗅覚」の敏感さで苦労した経験
そして少しだけ生きやすくなった工夫を紹介します。
👀 視覚に敏感な私の対策
☀️ 直射日光や強い光で眼精疲労
ブルーライトカットメガネ・サングラス・帽子は私の必需品。
直射日光が苦手で、外に出るとすぐ頭が痛くなる。
蛍光灯の白い強い光に眼精疲労
最近では、通学時にサングラスを推奨する学校もあるそうで──
「時代、変わったなぁ」と思わずテレビの前で頷いてしまいました。
今でこそ「サングラス」は当たり前の時代ですが、私の若い頃は
「何カッコつけてんの?」「どこのマダム」
と、軽くバカにされたっけ・・・
ちなみに、サングラスは白内障予防にも効果があるとか。
あの時から目を守ってあげた自分を抱きしめてあげたい
👃 嗅覚に敏感な私のバリア法
🏫 学校と会社で“臭い地獄”
私が学校生活を楽しめなかった大きな理由のひとつが「臭い」でした。
古びた校舎の独特な臭い、トイレ、そして当時の先生たちのタバコの臭い…。
ヤニ臭い先生に「風紀がどうこう」と言われるたび、心の中で反発していました。
社会人になっても、夏の満員電車・オフィスの“臭い”が苦手。
思い切ってデスクにフレグランスを置いてみたら
「その香り、ちょっと強い」と言われて撃沈。
汗臭さはOKで、香りはNGなの?と思いつつ
言い返せないのもまたHSPの特性なのかもしれません。
🌸 自分の好きな香りで、さりげなくバリア
そこでたどり着いたのが、
「自分だけの香りでバリアを作る」という方法。
私は【TAMBURINS】という香水を愛用しています。
甘すぎず、強すぎず、ふとした瞬間に気持ちを落ち着かせてくれる香り。
学生さんなら、香水ではなくアロマを数滴垂らしたハンカチを持ち歩くのもおすすめです。
イヤな臭いに包まれそうになったら、そのハンカチをそっと鼻にあてるだけで少し救われます。
🌿 生きづらさを、工夫で軽くする
五感が敏感なことは、生きづらさを感じやすい反面
細やかな気づきや感性を生かせる力でもあります。
たとえば香りに敏感な人が調香師になったり
光や色に敏感な人がデザインの世界で活躍していたり。
HSPは“弱さ”ではなく“繊細な感性を持つ人”
大切なのは、それを我慢で押さえ込むことではなく
自分が生きやすくなる工夫を重ねていくこと。
🕊️ 終わりに
敏感さに疲れた日は、無理せず一歩引いて、自分を守る方法を探してみてください。
同じように五感の敏感さで悩んでいる方がいたら
「私も同じだ」と思ってもらえるだけで嬉しいです。
よかったら、あなたの“生きやすくなる工夫”もコメントで教えてください。


